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- 備前町(近世)とは
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備前町(近世) 江戸初期の町名山田郡のうち由良山の南東,春日川中流域に位置する坂本郷に属すはじめ生駒氏領,寛永19年からは高松藩領町高は,「寛永17年生駒氏惣高覚帳」457石余引田・長尾などの東讃から坂出【さかいで】・善通寺などに通じる街道(古代の南海道)と,東植田・西植田などから高松城下に至る街道との十字路を中心にして発達した町であったと思われる旧南海道は,松平氏の菩提寺である仏生山の法然寺や金毘羅大権現への参詣道でもあったので,人馬の往来が多く,それらの人々のための旅籠や食堂その他大小の商店が集まる町場を形成していたと推測される「貞享元年高辻帳」などに当町名は見えず,のち坂元村の一部になったものと思われる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」